当院の院長は、入れ歯治療に携わって10年以上(※)の経験があり、「精密義歯(BPS)クリニカル国際認定医」の資格を取得している歯科医師です。この認定医資格は精密な義歯(入れ歯)を作る技術を持っていることを証明するもので、現在この資格を所持しているのは、横浜市内でも数少ない歯科医師のみです。
精密義歯(BPS)とは、従来の入れ歯の製作手順とは異なった過程で作られる、完全オーダーメイドの入れ歯です。確かな品質の入れ歯をご提供するために、歯科医師はもちろん、実際に入れ歯を作る歯科技工士も、認定資格を所持している者が担当します。
より「噛みやすい」「外れにくい」「見た目が自然」「痛みの少ない」入れ歯をお求めの方には、ぜひおススメしたい入れ歯ですので、興味をお持ちになりましたら、ぜひ井口歯科医院にお問い合わせください。
※2019年現在
歯科医療の現場は、日進月歩の世界です。入れ歯の分野も同様であり、その種類や技術は常に進歩を続けています。院長は最新の知識・技術を積極的に取り入れて、さまざまな選択肢の中から、患者さま一人ひとりのご要望に合った入れ歯を提供できるように努めています。
今お使いの入れ歯が合わない、もっと噛み心地の良い入れ歯を作りたいなど、入れ歯に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ当院の院長にご相談ください。
今使っている入れ歯が合わないけれど、入れ歯なんてこんなものだしと、我慢して使っている方もいらっしゃるかと思います。入れ歯が合わない原因の多くは、入れ歯自体の内面(「床」と言います)と入れ歯を支える歯ぐきとの間に、隙間が存在することです。
入れ歯は吸盤と同じ仕組みで歯ぐきに固定されるため、もしそこに隙間があると、吸盤がくっつかないのと同じように、入れ歯もガタついたり外れたりするのです。
隙間ができないようにするためには、まず精密な型取りをすることが重要になります。当院では型取りをする際に、患者さまそれぞれのお口に合わせた、「個人トレー」という専用の道具をオーダーメイドで作製。この個人トレーを使って精密な型取りを行います。
保険診療で「個人トレー」を作製することは、実は珍しいのですが、当院ではより精密な型取りを行うために、保険診療・自費診療にかかわらず、すべての患者さまに個人トレーをお作りしています。
さらに型取りに使う「印象材」には、変形が少なく精密な型が取れる、シリコン製の特別な材料を使用。このように型取りにこだわることで、完成してからの調整が少なくて済む、違和感なく噛める入れ歯が完成するのです。
お手持ちの入れ歯が合わないからと、日常的に入れ歯をお口に入れずに過ごしている方もいらっしゃいますが、歯がしっかりと噛み合っていないと身体をうまく支えられなくなってしまい、姿勢が悪くなりがちです。
お口にきちんとフィットした入れ歯を入れていると、体幹が安定して姿勢が良くなり、また転倒しにくくなることがわかっています。また噛み合わせが良くなると、脳への血流が改善され、噛む刺激が脳に伝わるようになりますので、認知症の予防にもつながります。
噛み合わせにこだわった、しっかりと「噛める」入れ歯を入れることは、全身の健康のためにもとても大切です。だからこそ当院では、入れ歯の製作に細部までこだわっているのです。
入れ歯をお作りする際は、通常は歯を抜いたところの歯ぐきの傷が治ってから、製作を始めることになります。なぜそうするかというと、傷が治っていく過程で歯ぐきの形が変化していってしまうためです。この過程を無視し、傷が治らないうちに入れ歯を作ってしまうと、お口に合わない入れ歯になってしまうのです。
しかしこの方法では、歯ぐきの傷の治りを待つ間は、入れ歯がない状態が続くことになります。入れ歯がないと食事をするのに不便ですし、見た目の悪さも気になります。
そこで当院では、歯を抜く前にお口の型取りを行って、歯ぐきの傷が治るまでの間に使用する「リハビリ用入れ歯」を作製。歯を抜いた後すぐに使える入れ歯なので、傷が治るのを待つ間も、お食事や見た目の問題で困ることはありません。また、この「リハビリ用入れ歯」を使うと急いで本番の入れ歯を作る必要がなく、歯ぐきの傷が完全に治るまで十分に時間をとって、本番の入れ歯を作ることができます。
入れ歯や歯の詰め物・被せ物は、歯科技工士という専門家が歯科技工所で作ります。技工士や技工所にはそれぞれ得意分野があり、入れ歯が得意な技工所(技工士)もあれば、詰め物や被せ物が得意な技工所(技工士)もあります。
お口にフィットして「噛める」入れ歯を作るために、当院では入れ歯の製作が得意で、実績も豊富な技工所に依頼して、確かな品質の入れ歯を製作しています。
入れ歯の製作は、入れ歯製作で有名な近藤義歯研究所に依頼。ここには「ワールドBPSデンチャーコンテスト」(※)という大会で入賞した2名の歯科技工士が在籍しています。歯科技工士は、歯科医師と並ぶ入れ歯の専門家です。当院では歯科技工士と密に連携を取っているため、細かな要望も反映した、より精密な入れ歯をお作りできます。
(※)「ワールドBPSデンチャーコンテスト」とは入れ歯のワールドカップのような大会で、世界中から入れ歯の製作技術を競うべくエキスパートが参加。2007年の大会では2,262名の参加者中12名が入賞したが、うち2名が近藤義歯研究所に在籍する歯科技工士でした。
入れ歯を入れたら、顔のシワが増えたり深くなったりして、急に老けた顔になった・・・という話を聞くことがあります。そこで当院では患者さまのお顔の写真を撮影して、入れ歯の製作を担当する歯科技工士に見てもらっています。
お顔全体のバランスも見ながら入れ歯の製作を行うため、口元がしぼむことなく、シワもできにくい入れ歯が仕上がるので、患者さまにも好評です。必要に応じて写真で見るだけでなく、歯科技工士に実際の診療に立ち会って、直接患者さまと会ってもらうこともあります。
歯科医師と歯科技工士がしっかり連携し、快適にお使いいただけるより良い入れ歯をお作りいたします。入れ歯でお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
当院では次のような入れ歯をご提供しています。患者さまのお口の状態やご要望に合わせ、ご一緒にお選びしていきますので、まずは一度お気軽にご相談ください。
患者さまのお口の状態を精密に再現して作るため、リンゴを丸かじりできるくらい快適に噛める入れ歯です。
保険診療のレジンよりも自然な色味の素材を使いますので、本物の歯ぐきのように見え、他人に入れ歯だと気づかれにくいというメリットがあります。
また、水分や色素の吸収もほとんどなく変形も少ないため、長期間使っていても、キレイな見た目とお口へのフィット感を保つことができます。
治療のリスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。
治療の価格:350,000円~500,000円(税別)
金属のバネ(留め具)を使わずに作る入れ歯です。
保険診療の入れ歯の場合、おしゃべりしたり笑ったりしているときに金属の留め具が見えてしまい、入れ歯だというのが周囲にわかって恥ずかしい。そうおっしゃる方も少なくありません。
しかし、この留め具がない「ノンクラスプデンチャー」なら、入れ歯だと気づかれない自然な見た目を実現できるだけでなく、お口に残っている歯への負担も少ないというメリットがあります。
治療のリスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯に負担がかかります。耐久性がやや劣るため、数年後に再作成が必要になる可能性があります。
治療の価格:90,000~150,000円(税別)
入れ歯が歯ぐきと接する「床(しょう)」の部分を、金属で作った入れ歯です。
強度があり、レジンよりも薄く作ることができるため、お口に入れたときの違和感も少ない入れ歯です。
また食べ物や飲み物の温度を感じやすいので、食事をより美味しく楽しめるというメリットがあります。
治療のリスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
治療の価格:300,000円(税別)
保険診療の範囲で作る入れ歯です。治療費も抑えられ、壊れた場合も修理がしやすいのがメリットです。
ただし、歯や歯ぐきのパーツはレジンというプラスチック素材で作るため、水分や色素がしみこみやすく、長く使っていると変色や変形が起こりやすいというデメリットもあります。
また、自費診療の入れ歯に比べると、見た目の美しさや安定感、噛みやすさといった面では劣ります。
使用中の入れ歯がある場合は、調整します。
お口の中を検査します。
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯をつくるための「型取り」を行います。
型取りしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
午前:10:00~13:00
午後:14:30~19:00
△:9:00~13:00/14:30~17:30
休診日:日曜・祝日